そこはちょっとした楽園だった。
八重桜は今を盛りに咲き誇り、花は重たげに目線まで枝をしならせていた。隣の大樹には、ナニワイバラであろうか、白い一重の清楚だが大輪の花を無数に付けからまっている。その枝先は大樹の高さを越え川面にまで垂れ下がって花を映していた。
濃い緑の間にともる明かりのような白い薔薇の陰には、咲き始めた藤が見える。多くの木に囲まれた藤は控えめに気品ある姿を隠し、それでも典雅であまやかな香りは隠せない。
少し離れた護岸には、八重山吹が日をいっぱいに浴びて無邪気に春を謳歌していた。
30メートル歩いたらこんな感じになっていました。これは!!と思い、情景描写してみました。
そこは車の入れない路地なので、本当に静かでいい雰囲気です。これらの木はみんな他所様の木なのですが。
どうか、建て替え等でこの木々を無くしません様に。(祈)
さて話変わって、モリさんが仰っていた「ザ・コア」。私も見たかったです~。
石田さんと井上さん!「王都妖奇譚」とか「百鬼夜行抄」のドラマCDにも共演なさっているのですよね?す・・・すごく興味あるんですが、聴いた方いらっしゃるかしら?
行ってまいりましたよー!お花見山!!
まさに桃源郷でした!
ネットで見たときは(ホントか~?)と半信半疑だったのですが(だって、美しすぎるんですもの)行って見るとそれ以上でした。その里に住んでいる人たちは人ではなく仙人なのかもしれません。
・・・いや、商魂たくましくお土産も売ってたし、呼び込みの声も大きかったのですが、それでもあの美しい景色は俗世を遠く離れているように感じられました。
ソメイヨシノ、彼岸桜、花桃、などの白から薄桃のグラデーションの中に木瓜の朱、連翹、サンシュユの黄色が点在して更に白木蓮の濃厚な白が引き締めている感じでした。
そして花桃の前では「頼泰イラストの背景にあったよね」とか、雪柳の小道では「舞一夜の頼久イベント~」とか言ってあかねちゃんポーズをとってみたり(やめろ)鮎の塩焼きにも反応したりして「遥か萌え」も充分にできました。
買ってきた写真集の中の「惜春」というタイトルの写真は泰明京エンディングのスチルのようだったし!
車中では宮子さんに(あ、今回も宮子さんと一緒です。と言うか宮子さんに連れて行ってもらいました)メール連載の催促とそれをアップしていい?とおねだりしてみたのですが、あえなく却下されてしまいました。
トモヤス萌えはみんなで共有すれば更なるエネルギーになるのに~。御一考あれ!!
寒いです。
久しぶりにヒーター点けました。
寒さに負けて、お花見にも出かけませんでした。(実は車酔いに懲りて・・・)
久々に原稿やろうかと引っ張り出したのですが、ペン入れには至りませんでした。
仕方ないので、またまたガーデニングです。
モッコウバラが咲き始めました。やさしい黄色の小花が固まって咲くつるバラです。最近大人気だから割とどこでも見かけるのではないでしょうか。
フリージアとムスカリは今満開で桜草とクリスマスローズがそろそろ盛りを過ぎようとしています。これらを片付けて夏の準備をしなくてはなりませんが、さて何を植えようか?
夏はあまり外に出たくないので、手間のかからないものがいいな。
明日はお花屋さんに行ってみようかと思います。
お花見行ってきました~!またまた宮子さんと二人旅です。
始めに三渓園。これが個人の庭園だったのか!?と言うほど広かったです。各地から集めた建造物も沢山あってそれだけでも充分楽しめますが、そこに桜があったらもう舞台は整ったって感じですね!(何の?)しかも、まだ少し早いかも、と思っていたけど丁度満開で、少し風が吹くとハラハラと散ってくるではありませんか!もう最高でした。
そして良いのは三渓園だけじゃないのですよ。そこに行くまでの道がまた桜並木でまたまたうっとり。根岸ってなんて良い町だ!
その後また鎌倉に戻って、段かずらの桜を見つつ八幡宮へ。でも、奥まで行かずに手前の牡丹庭園に入りました。もう早咲きのボタンが結構あるのでびっくり。楓の新緑、源平池に張り出す桜の大樹、苔の上に散る桜の花びら、そして点在する艶やかな牡丹。いつか描く日の為に、写真をとりまくりました。「この暗赤色は友雅のイメージよね」「でも名前がちょっとやだ」とか言いながら。その中で「天衣」と言う名の、白でほんの少し花びらの付け根に色が薄く入っている花が私は気に入りまして「この花が泰明ねー。でもやっぱり牡丹より清楚な花のほうがいいかな」などとのーてんき全開でした。でもこの花白い衣から肌が透けて見えているような、そんな風情なのです。・・・やっぱ、色っぽすぎるか。
さて、今月の花は山吹です。色っぽさは微塵も無い「やちゅあき2しゃい、にゃあとねんね」の図です。山吹も三渓園に沢山咲いていました。そして私の描いた山吹が色々間違えている事に気が付きました。描く前に見たかった・・・。
今日の雷には脅かされましたね~。
ホント「花開いて風雨多し」ですね。まだ咲き初めだから散りはしないと思いますが、楽しみにしていた桜の季節なのだから、少しでも長く咲いていて欲しいわ。
そういえば日本から送った桜として有名な、ワシントンの桜はひと月以上咲いているって、本当かしら?あんまり長く咲くので有難がられないのですって。へ~、そうなの。
日本人にとって桜が特別なのは、やっぱり咲く期間の短さにあるのかしら。それと散り際の美しさ。
今まで見た中で一番の桜吹雪は三春の滝桜の花吹雪でした。ハラハラ何てもんじゃないの!
サアーっと風が吹くたびにブワッと舞い散るのよ!もう一度あんな桜吹雪の中に立ちたいわ。
明日お花見に行く予定ですが、まだ咲き初めだから桜吹雪にはなりそうもないわね。
でもこの時期は何回だってお花見に出かけるのです。
ああ、楽しみ